「ベンチで応援するのはスポーツじゃない」日本特有の謳い文句“高校最後”の罪

ほめて伸ばすコーチング(8)
林 壮一 プロフィール

誰かの得のために学生が犠牲になる

誰かが得をするために、高校生が犠牲になっている悪しき習慣だと思います。ただ、野球が大好きなお子さんをお持ちなら、甲子園を目指すのを応援したいと考える親御さんの気持ちも分かります。

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でも、人生はそれ以上に長いということを念頭に置いてやってほしいですね。甲子園で人生は終わらないので、そこで何を得て、次に繋げるのかを大事にしてほしいです。勝っても負けても甲子園が人生の終着点だと思い込ませているから、燃え尽きさせてしまうのでしょう。ガムシャラに努力した分だけ、それを失った時に心に穴が開いたようになるんじゃないかな。

自分の人間性を高めていくために高校野球があるんだよ、という形にはなっていませんね。野球がすべてではない、という思いでプレーしていた方が楽しいはずなんですがね。自発的にやりたいからやる、楽しいからやる、というメンタルを持たせるような教育をしてほしいです

▽『ほめて伸ばすコーチング』は好評発売中! WEBでは紹介できないエピソードも満載です。
レッドカード1    日本の常識は世界の非常識
レッドカード2    その暴力、犯罪です
レッドカード3    夢をつみとる大人たち
レッドカード4    子供は命令では動かない
レッドカード5    問題だらけのパパコーチ
レッドカード6    なぜ日本人は「バックパス」するのか
未来への提言1    練習は「量より質」
未来への提言2    スポーツが非行を防ぐ
未来への提言3    ジョン・ウッデン「成功のピラミッド」に学ぶ
未来への提言4    スーパースターからの伝言
未来への提言5    組織を変えるより個人の意識を変える
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