『大豆田とわ子と三人の元夫』

『大豆田とわ子』は「視聴率」を意識しないからこそ最高のドラマとなった

坂元裕二が一貫して描いてきたもの

リアリティーを追求してきた

坂元裕二氏(54)が脚本を書いている連続ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(火曜午後9時、制作・関西テレビ、フジテレビ系)が6月15日放送で終了する。

坂元氏は1989年にフジで放送された連ドラのデビュー作『同・級・生』以来、リアリティーの人。ロマンチックコメディと銘打たれている『大豆田とわ子』でもそれは貫かれている。

『同・級・生』はほかの大御所脚本家が書くことが決まっていたが、坂元氏に交代した。プロデューサーが坂元氏に勉強させようと第1話分を習作として書かせてみたところ、セリフのリアリティーに圧倒されたからだ。大御所脚本家も感服し、坂元氏に任せられることになった。

『大豆田とわ子と三人の元夫』HPより
 

『大豆田とわ子』も細部にまでリアリティーが散りばめられているのは知られている通り。主人公・大豆田とわ子(松たか子、43)が家具の組み立てに悪戦苦闘したり、フルーツサンドを食べようしたら中身がこぼれ落ちてしまったり。「あるある」の連続である。

なによりリアルだったのは二卵性双生児のような存在だった綿来かごめ(市川実日子、43)を喪った後のとわ子の憔悴にほかならない。大切な人を喪った経験のある人は身につまされたはずだ。

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