最終回の放送中まで順位変動が

ついに決まった! “日プ2”こと、日本版K-POPサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』SEASON2。このデビューメンバー11名が、6月13日14時からのTBSの生放送で決定したのだ。

約半年間、“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者は、オンラインとパフォーマンス会場によるハイブリッドな投票で、101名から推したい練習生を懸命に応援してきた。かくいう私も他の国民プロデューサーの御多分に洩れず、最終週もファイナリスト21名の中から、特にデビューを望む練習生たちにせっせと投票したクチだ。それだけにこの生放送の2時間はまるで海亀のように、投票した練習生を無事デビューメンバーとして産み落とせるのか、気が気でなかった。こうなると、もはや想像出産の域である。

『ONE』と『RUNWAY』を披露する「DEBUT評価」(c)LAPONE ENTERTAINMENT

事前投票は6月13日朝7時で締め切られたものの、生放送中に投票は再開され、しかも得票数が通常の2倍となる。ファンは推しの運命がどうなるのか、最後までハラハラし通しだ。練習生たちは2チームに分かれ、6月3日の第9話(GYAO!放映)でパート割をした、「DEBUT評価」となるオリジナル曲『ONE』と『RUNWAY』をまず披露した。その後、韓国版『PRODUCE 101』SEASON2でWanna Oneとしてデビューし、現在はAB6IXのメンバーとして活躍するイ・デフィが作詞・作曲するバラード『One Day』も披露。『One Day』が終わった時間は14時40分。そこで、生放送中の投票は締め切られた。

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グループステージでよかったのは『ONE』『RUNWAY』のどちら?

運命のデビューメンバー発表の前に、最後のアピールとなった『ONE』と『RUNWAY』について記しておこう。

『ONE』はダンス巧者が集まった。パート割は以下の通りだ。ボーカルチームは小池俊司(メインボーカル)、木村柾哉(サブボーカル1)、小林大悟(サブボーカル2)、太田駿静(サブボーカル3)、飯沼アントニー(サブボーカル4)、後藤威尊(サブボーカル5)、寺尾香信(サブボーカル6)の7名。ラッパーは4名。西島蓮汰(ラッパー1)、西洸人(ラッパー2)、許豊凡(ラッパー3)、大久保波留(ラッパー4)の布陣だ。

『ONE』を披露するファイナリスト11名(c)LAPONE ENTERTAINMENT

『RUNWAY』はボーカル、ラップともに、歌で魅せるメンバーが集結した。ボーカルは藤牧京介(メインボーカル)を筆頭に、高塚大夢(サブボーカル1)、仲村冬馬(サブボーカル2)、佐野雄大(サブボーカル3)、阪本航紀(サブボーカル4)、松田迅(サブボーカル5)がステージに立つ。ラッパーは『ONE』より1名少ない4名で、池崎理人(ラッパー1)、田島将吾(ラッパー2)、尾崎匠海(ラッパー3)、中野海帆(ラッパー4)が務める。センターは仲村冬馬だ。

『RUNWAY』を披露するファイナリスト10名 (c)LAPONE ENTERTAINMENT

どちらのチームも素晴らしかった。が、K-POP番組必須ワードである「機先を制する」パフォーマンスがどちらの組にあったかと考えると、圧倒的に『ONE』チームにあったように思う。センターの木村柾哉が歌い出した瞬間に、11名全員が曲の世界観に入り込んだ。ダンスのキレや呼吸、群舞での腕の角度がピタリと揃っており、センターを中心にしっかりとまとまったカッコいいステージだった。舞台上で化ける小林大悟と木村柾哉によるクールな絡みに、飯沼アントニーの曲の世界に入り込む力。少ない見せ場でも個性を発揮する後藤威尊と西島蓮汰、そして西洸人。メロディのニュアンスを掴むのが上手い太田駿静。輝いた練習生を挙げればキリがないほどだ。

一方、『RUNWAY』で光っていたのは、高塚大夢と松田迅。この2名はテレビの画角の中で煌めいており、視聴者をカメラ越しに射抜いてくる。尾崎匠海も存在感を魅せた。ボーカル力が売りなのに、ラップ担当になっても歌の上手さを見せつける。また、池崎理人もパフォーマンスの楽しさが伝わった。

スペシャルステージ イ・デフィ作詞・作曲の『One Day』 (c)LAPONE ENTERTAINMENT