日本株のリスクが浮上してきた photo/gettyimages

日本株「大異変」のウラで、いま「プロが大注目する“守備力が凄い15銘柄”」全実名

世界経済と株式市場、「セオリー」から外れてきた!

軟調な日本株を後目に、欧米の株式市場は史上最高値を更新し続けるほどに株高が継続しているが、足元からの経済見通しについては識者の間で二分している。

経済の先行きの不透明感が漂う photo/iStock
 

特に米国におけるインフレや雇用の先行きへの意見の違いは顕著で、足元の急速なインフレと雇用の鈍化は一時的なものであり、コロナ禍からの正常化が進めば自然と回復軌道へと回帰するという見方と、インフレの継続および金利の上昇が継続することで期先の景気に悪影響を及ぼすという説が真っ向から対立している。

一般論としては、前者が大勢なのは言うまでもないだろう。米FRBも、議長・副議長を始め「インフレは一時的」という主張で一貫しており、依然として不安定な雇用に対して緩和的な政策を維持する姿勢を崩していない。

また、現在は世界的にコロナ禍がようやく収束に向かっている段階だ。米国ではほとんどの地域で外出や営業の制限が撤廃され、出入国以外はほぼ通常稼働の状態に戻ってはいるが、特に日本は、コロナ禍が長期化していまだに主要都市が緊急事態宣言下にあるため、過度なインフレの進行と言われてもまさに遠い国の話として実感が湧きにくい。

図:米国CPIの推移(対前年比)
図:米国CPIの推移(対前年比) 出所:Datastream
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とはいえ、事実として世界中でインフレとそれにともなう金利高は急速に進行しており、4月、5月の米国の消費者物価指数(CPI)は対前年比でそれぞれ+4.2%、+5.0%と跳ね上がった。

しかし、特に5月の結果の公表後に米10年債金利はなぜか急落を見せ、セオリーと異なる動きに市場関係者からは戸惑いの声とその根拠を探る様々な意見が発せられた。

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