日曜劇場『ドラゴン桜』公式サイトより

『ドラゴン桜』キンプリ高橋・加藤清史郎の配役にみるTBS学園ドラマ「金八」遺伝子

学園ドラマ特有のパワーがある

日曜劇場「ドラゴン桜」(TBS系)がなかなかの盛り上がりを見せている。

16年ぶりとなる続編で、東大合格請負人の弁護士と生徒たちの物語だ。主演は前回同様、阿部寛。ただ、生徒役はもちろん今の若手俳優たちである。メインの7人というべき東大専科の生徒には、King & Princeの高橋海人(「高」はハシゴダカ)や元・欅坂46の平手友梨奈といった有名どころもいる。

日曜劇場『ドラゴン桜』公式サイトより

そのふたりに負けじと異彩を放っているのが、細田佳央太。発達障害ならではの天才性を持つ昆虫オタクになりきっている。この役を演じるにあたり、監督から太るように言われ、13キロ増量したという。

かと思えば、逆に痩せたのが、志田彩良だ。父から虐待されている設定とあって、

「今まで、『明るい』『幸せそう』と言われることが多かったのですが、麻里ちゃんに関してはこのままの私ではよくないなと。健康的に見えないようにするため、体型から変えようと思って体重を6キロくらい減らしました」(「マイナビニュース」)

と、理由を明かしている。

ちなみに、彼女は「ゆるキャン△2」(テレビ東京系)にも出演中。そこで見せる、キャンプ好きの元気な少女とは違うキャラを、外見的にも内面的にも見事に作り上げている。

そもそも、ハタチ前後の男の子が太るのも、女の子が痩せるのも簡単なことではない。それだけでも並々ならぬ意気込みが伝わってくるわけだが、そこがこうした学園ドラマのパワーの源泉でもある。若手俳優にとってはこれからの人生がかかっているため、それこそ、受験生のような意欲と覚悟で作品に挑んでいるのだ。

 

そんな学園ドラマ特有のパワーが史上最大に発揮されたのが「3年B組金八先生」(TBS系)とそれに付随するシリーズ。じつは今から40年前の1981年、そのブームが最高潮に達していた。ちょっと振り返ってみよう。

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