ついに「製造業」に進出したアマゾン Photo/gettyimages

日本のお家芸「製造業」が「Amazonの下請け」に転落する日

根幹をすべて握られる

製造業進出! 「アマゾン・モニトロン」の脅威

「アマゾンが製造業に進出する」と聞いて、モノづくりを体現してきた日本に住む我々は、どう感じるだろうか。

世界の小売業界が脅威にさらされたアマゾンエフェクトを恐れて、急いでその戦略を知ろうとするのか。あるいは、「アマゾンは所詮、デジタルとリテール(小売り)の会社だから」と高をくくるのだろうか。

後者を選んだあなたは、日本がすでに「スマホ」で惨憺たる目に合った過去を思い出すべきだろう。

筆者はこのほど『世界最先端8社の大戦略 ~「デジタル×グリーン×エクイティ」の時代』を上梓した。ウォルマート、テスラ、アップルなどの最先端企業の戦略を分析したものだが、今回はその中から「アマゾン」を取り上げて、紹介しよう。

まずは、製造業の現場に急拡大することになるだろうアマゾンのサービス第一弾を紹介しよう。

日本の製造現場に導入されることで、生産効率を飛躍的に上げていくのが「アマゾン・モニトロン」である。

アマゾン・モニトロンとは(AWS、Amazon Monitron資料より著者作成)
 

AIの機械学習を活用し、産業機械の異常な動作を検出する。例えばモーターやギアボックス、ポンプ、ファン、ベアリング、コンプレッサーなどの産業機械にセンサーを取り付け、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)にデータを吸い上げる。

これらの機器をモニタリングし、トラブルや故障に備えた「予知保全」を行うサービスだ。

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