BTSとファンのための年に一度のお祭り

「FESTAって、一体なに?」

『Dynamite』からどっぷりBTSにハマっている友人からこんなLINEが送られてきた。5月29日のことだった。

「なんか、Twitterチェックしていたら、みんなFESTAだー!FESTAタイムライン公開になったね! とか書いているけど、『BTS FESTA』って一体なに?」

「Dynamite」のヒットから今年初めて、BTS FESTAに参戦する人も多い。写真は今年のグラミーでの「Dynamite」のパフォーマンス。photo/Getty Images

『BTS FESTA』とは、文字通り「BTSのお祭り」を意味する。6月13日のBTSデビュー記念日に合わせて行われる、BTSファンにとっては欠かせない毎年恒例のイベントでもある。そして、このFESTAはデビュー日の1日だけでなく、2週間近く続くのだ。

まず、5月末にタイムラインが発表され、6月13日のデビュー記念日に向け、さまざまなイベントがネット上で展開される。今年の内容を並べてみるとこんな感じだ。ファンは項目を見ただけで、今年はどんな感じになるのだろうと、ワクワクが止まらない。

6月2日 オープニングセレモニー
6月3日 2021 BTSプロフィール
6月4日 振り付けビデオ1・2・3
6月5日 情報コンテンツ用の写真館
6月7日 RMのミックステープ「Bicycle」発表
……

などなど……。
すべて書くと長くなるので省略するが、写真だったり、動画やミックステープの公開なども含め、ほぼ毎晩深夜12時に公開される。これが6月2日からデビュー記念日の13日まで続くのだ。そして、FESTAの最後には、ファンミーティング(ライブイベント)がある。今年は、コロナ禍のためオンラインで13日、14日の2日間『BTS 2021 MUSTER オンラインライブSOWOOSOO』開催される(世界同時配信。こちらは有料)。

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SNSでもFESTA期間に入ってから、
「毎日楽しすぎて、うれしすぎて、寝不足だけど幸せ」
「Dynamiteからの新規ファンだけど、ファンサービスがこんなにも手厚いことにもう驚きしかない」
「今は友達とも遊べない。でも、バンタン(BTSのこと)がいるから毎日楽しい」
「FESTAってこんな幸せなんだね。初FESTAですが寝不足と共に楽しんでいます!」

といったコメントが溢れている。

なかでも、6月11日0:00公開された『BTS ROOM LIVE』という9分58秒のメドレー動画は、すぐに、#BTS ROOM LIVEがトレンドに上がった。「このセトリ泣くしかない!」「もう可愛いが渋滞しすぎている!」「これが無料で見られる幸せを叫びたい!」といった声がSNSに上がった。

いわゆるタイトル曲ではなく、ファンに長く支持されるナンバーをチョイスしているところがなんとも心憎い。

YouTube(BANGTANTV)
上の動画のセトリはこちら(曲順)。『2 COOL 4 SKOOL』(2013年)の収録曲「Like」、1stフルアルバム『DARK & WILD(2014年)収録の「Look here」、『花様年華 Young Forever』(2016年)収録の「Save Me」、『YOU NEVER WALK ALONE』(2017年)収録の「Outro : Wings」、『LOVE YOURSELF 承 'Her'』(2017年)収録の「Pied Piper」、「MAP OF THE SOUL : 7」(2020年)収録の「UGH!」、『BE (Deluxe Edition)』(2020年)収録の「Telepathy」

さらに、12日深夜0時には、スペシャルクリップ「Mikrokosmos」が公開された。Mikrokosmosは、小宇宙を意味し、この映像は2019年10月に韓国・ソウルオリンピック主競技場で開催されたツアー「BTS WORLD TOUR “LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF”」のファイナル公演のときのものだ。会場にいるファンが携帯のライトをつけてまるで、無数の星がきらめく宇宙の中で7人が歌うシーンだ。BTSとファンとの繋がりを象徴する感動的な映像でもある。

YouTube(BANGTANTV)