経済って難しい、投資ってわからない……なんて、いつまでも言ってはいられない! 投資初心者の柳沢小実さんが、投資を通して社会とつながる術を学びました。

先生▶吉高まりさん
よしたか・まり/三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社経営企画部副部長プリンシパル・サステナビリティ・ストラテジスト。ESG投資及びSDGsビジネスの領域でのアドバイス・講演・調査等を実施する。

生徒▶柳沢小実さん
やなぎさわ・このみ/日本大学芸術学部 写真学科卒業。エッセイスト。整理収納アドバイザー1級。衣・食・住・旅にまつわる著書は30冊以上。最新刊に『おうち時間のつくり方 毎日が充実する82の工夫』(大和書房)。

step1:
投資の目的を明確にしよう。

吉高 柳沢さんはなぜ投資を始めようと?

柳沢 老後の資金を作りたいなと。うちは、夫は会社員で退職金も厚生年金もあるけど、私はフリーランスで……。子どもがいないのも将来の不安要素です。

吉高 老後資金なら、まだまだ時間がありますから長期的な資産運用ですね。では積み立て型の投資信託はどうですか?

柳沢 投資信託……。聞いたことはありますが正直よく分かっていません(汗)。

吉高 投資信託は「投資のプロ」ことファンドマネージャーが株や債券などを売買して運用してくれるので、自分で銘柄や資産配分を考えずに済むのです。毎月好きな金額を少額からコツコツ積み立てられ、初心者でも無理なくできます。

柳沢 損するリスクもやっぱりありますか?

吉高 どんな投資にもリスクはつきもの! 定額でじっくり積み立てれば、価格が上下しても平均を取れ、リスク分散できます。つみたてNISAもいいですね。

柳沢 保守的な私にぴったりです! まず毎月1万円から積み立ててみようかな。

<point>
□目的を明確にして資産運用の期間を決める。
□運用期間に合わせて商品を選び、リスクを確認。
□自己資産のうち、運用に使える金額を具体的に。

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step2:
証券会社を選ぼう。

吉高 次は証券会社選びです。信託銀行や老舗の証券会社は対面型。最近は申し込みから売買までネットで完結できるネット証券会社も人気です。

柳沢 う~ん、わからないことだらけなのでネット証券だと少し不安かも。でも証券会社の窓口に行くとセールスされそうで面倒だなって気持ちも……。

吉高 ではネット証券と窓口での対面型の証券会社の両方で口座を開いてみては?

柳沢 そんなことできるんですか!?

吉高 もちろんです。証券会社ごとに取り扱う商品の種類も異なるので、方向性の違う2社を上手に利用するのも手です。

柳沢 慣れないうちは対面型で担当の方がついてくれると安心。知識がついたらネット証券をメインにしてもいいですね。

吉高 ネット証券は、取引にかかる手数料が対面型に比べて割安なのが特徴です。

柳沢 そもそも手数料がいるんですね!

吉高 取引が成立すると販売する証券会社に手数料を払います。ネット証券の中でも会社によって金額が異なりますよ。

柳沢 なるほど! 対面型とネット証券、どちらもちゃんとチェックしなくちゃ。

吉高 ちなみに対面型の会社を選ぶ時は、何かあった時にすぐ窓口へ相談に行けるよう、自宅や職場の近くがおすすめ。

家の近くの証券会社が開催してる投資セミナーにも行ってみます!

<point>
□証券会社ごとの特徴や手数料を比較検討する。
□投資経験やライフスタイルに合った会社を選ぶ。