(2)「情報が多いから」と、くどくど書いたチャットがストレスになる
おじさん構文の特徴の一つに「句読点が多い」という項目があります。句読点が沢山ついてしまう理由は、一文が長いから。もしくは、内容がまとまっておらず長文になっていることが挙げられます。
多くの情報を伝えたい時こそ、わかりやすく簡潔に文章を書きましょう。最後まで読まないと内容がわからない文章は理解に時間がかかるので、基本的に結論から書き出すのがポイントです。
テキストコミュニケーションでは、口頭で話すよりも情報を整理して伝える必要があります。手間は増えますが、お互いの情報整理にもなるので習慣づくと業務効率化にも繋がりますよ。
伝わりやすくするコツとして、最初にタイトルを入れるのもおすすめです。
【相談】【依頼:◯◯の件】【報告】【共有】などの項目を入れることで、ひと目で何か分かる状態にしましょう。
逆に、相手からのチャットについて、確認をする時は「Aで認識あってます?」というように「はい」か「いいえ」で返せるようにしておくと、会話がスムーズになります。
(3)「あの」や「それ」などの指示語はすれ違いを生む
「あの」や「それ」など指示語はなるべく使用しないようにしましょう。テキストコミュニケーションでの指示語は、前の文章を遡ったり、質問する手間がかかったり、相手にとってストレスになります。また、認識が違うまま話が進んでしまう可能性にも。何について話しているのかしっかり明確にしましょう。
要点に番号や記号を付ける工夫をすると、伝わりやすくなります。以下に改善例をあげます。
before
「その件については、結論が出ましたが、先ほど言った件については、明日再度協議することになりました。」
after
「(1)アプリ導入について
結論が出ました来週のチームmtgで共有し〜
(2)新人事制度
明日再度協議となり〜