2021年度の小学校入試で、いわゆる難関校といわれる早慶合格者を100名以上出し、今注目を浴びている『スイング幼児教室』。受験をしない家庭でも参考になる「小学校受験から学べる子育ての極意」を代表の矢野先生に綴っていただく連載です。

今回は小学校受験で頻出と言われる「お話の記憶」で問われる“子どもの聞く力”について。実は子どもの聞く力で、家庭での親の接し方がわかってしまうというのです。その理由とはー

子どものコミュニケーション能力

子ども同士のトラブルは、自分の気持ちをうまく伝えられないところから起こることが多くあります。例えば、お友達が使っている積み木を自分も使いたい時、「一緒に使わせて」と声をかければトラブルは起こりません。

しかし、何も言わずに積み木を使おうとする子もいます。その場合、最初から積み木を使っていた子は、「自分が遊んでいた積み木を勝手に取られた」と感じるでしょう。また、一緒に積み木で遊んでいる時に、お友達が置いた積み木を何も言わずに使ってしまう子もいます。「丸い積み木の下に、四角を置くと高くなるから、四角を先においていい?」と声をかけてから使えばトラブルは起こりません。

Photo by iStock
-AD-

「一緒に積み木を使いたい」「もう少し違う形にしたい」という気持ちを言葉で伝えられると良いのですが、その一言が上手く伝えられない、という状況は多くあります。

大人になってからも、コミュニケーションがうまくいかずトラブルになることは、実は多くあり、大人になってからのトラブルのほうが大きな影響があることが多くあります。幼少期から伝える力を育むことが、大人になってからのトラブル回避にもつながります。