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自民総裁選「日本初の女性宰相」に最も近い野田聖子はどう打って出るか?

菅、野田両氏の立ち位置の「違い」

2年ぶりの党首討論

6月9日、国会で2年ぶりの党首討論が開催された。菅義偉首相と野党党首による初めての党首討論が開かれた翌日の「読売新聞」、「朝日新聞」両紙朝刊の見出しを比較してみたい。

読売4面の政治欄には「野党、不信任案協議へ―枝野氏、提出明言避ける」とあり、朝日は1面トップで「内閣不信任案 野党が検討―首相、補正予算編成や国会延長応ぜず」を掲げた。両紙報道では「国会会期末6月16日のシナリオ=野党が内閣不信任決議案提出→菅首相、衆院解散」の受け止めが異なるのだ。

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朝日記事のリード《立憲民主、共産、国民民主、社民の4党は内閣不信任案を提出する方向で調整に入った。》と、読売記事中の《枝野氏自身の考えについては「各党の意見を伺う立場なので、(提出の是非は)申し上げない」と明言を避けた。》を読み比べれば、両紙の見立てが違うことが分かる。

結論を先に言えば、今国会会期末に野党が内閣不信任決議案を提出するとしても、与党は反対多数で否決して菅内閣が信任されたとするだけだ。従って、菅首相が衆院解散という段平を抜くことはない。理由は明らかだ。立憲民主党などが模索する野党統一候補樹立の選挙区・候補者調整が進んでいない。一方の菅首相は新型コロナウイルスのワクチン接種を今以上に拡大するための時間が必要だからだ。

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