「ググる」がわからない息子世代

「ねえ、このクイズ、知ってる?」
先日、息子がスマホで見せてくれたのは『おじさんしか解けない! #昔のネット用語クイズ』というサイトだった。

「2ちゃんねるが全盛期だったころのネット用語だって」

おじさんではなく、おばさんだけど、私も昔は「2ちゃんねる」にはずいぶんお世話になった口だ。問題には、懐かしのネット用語がズラリと並んでいる。どれどれと覗き込み、楽勝で全問クリアする。

「すげー、俺3個しかわかんなかった。てかさ『JK』が『常識的に考えて(JK)』って意味だったってマジ?JKは女子高生以外、ありえないって!」(息子)
「ふふ、甘いな。じゃあ『ggrks』 はどういう意味でしょう?」(私)
「意味不(明)!」と答える息子に「ググれカス!の略語。安易に掲示板で質問する前に、少しは自分で調べろって意味だよ」と解説している最中、そういえば息子たちは「ググる(検索サイトで調べる)」こと自体、ほぼしないことを思い出した。

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息子たちは、事件やニュースはTwitter、興味のあることはYouTubeでチェックするし、電車の乗り換えはSiriに聞く。学校の課題で調べものをする以外、GoogleもYahooも用なしだ。LINEや他のSNSで事足りるからメールは使わないし、ボイスチャットするから通話代がかかる電話機能も不要。同じスマホでも私や夫と息子の使い方は全然違う。

子どもたちのネット事情をよく知る岡崎女子大学 子ども教育学部講師の花田経子氏も「大人世代と子どもたちは、ネットの使い方・捉え方が全く違う」と指摘していた。

10代は、googleで検索、ググることもしない。スマホの使い方は大人世代とはギャップも大きい。photo/Getty Images