習近平も恐れ震える…ついにアメリカが「中国との戦い」に“マジ”になってきた!

米軍のアフガニスタン撤退を読み解く
長谷川 幸洋 プロフィール

そんな懸念を隠しきれないように、中国の王毅外相は6月3日、アフガニスタンのモハンマド・ハニーフ・アトマル外相、パキスタンのシャー・マヘムード・クレーシ外相とビデオ会議で会談し「アフガニスタンの治安悪化とテロリスト勢力の復活を阻止する」ことで合意した(https://apnews.com/article/afghanistan-china-business-ece4d88d97f845a4c0e1d0e1be7bbb31)。

中国の王毅外相[Photo by gettyimages]
 

中国では、かねて新疆ウイグル自治区の分離独立を目指す過激派組織「東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」の活動が指摘されてきた。中国共産党は「ETIMがアルカイダなどと連携している」と主張している。

報じられただけでも、天安門広場での車両暴走事件(2013年)や新疆ウイグル自治区のウルムチ駅で起きた爆発事件(2014年)などが起きている。これらがETIMによる事件だったのかどうかは不明だが、中国共産党が神経を尖らせているのは間違いない。

いま人権弾圧として、大きな焦点になっているイスラム系ウイグル人の大量強制収容も、これらのテロ事件に脅威を覚えた中国共産党が暴走した結果と言える。

新疆ウイグル自治区はアフガニスタンと国境を接している。米軍撤退でイスラム過激派の勢いが復活すれば、それはそのまま、中国の脅威になる可能性がある。中国は米軍撤退を歓迎する一方「いよいよ、やっかいな敵が迫ってくる」と不安を募らせているのだ。

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