習近平も恐れ震える…ついにアメリカが「中国との戦い」に“マジ”になってきた!

米軍のアフガニスタン撤退を読み解く
長谷川 幸洋 プロフィール

アフガン戦争が、いかに資金を食いつぶしてきたか。

米ブラウン大学の試算によれば、米国は2001年以来、アフガン戦争には約2兆ドル(220兆円)をつぎ込んだ、という。年1000億ドルだ。これに対して、インド太平洋軍がアジアでの軍事力強化のために議会に要求した予算は、今後6年間で273億ドルでしかない。年45.5億ドルだ。

単純計算ではあるが、米軍はアフガン撤退でアジア太平洋に20倍の資金を投入する余裕ができる形になる。中国を睨んだ軍事力は、飛躍的に強化されるかもしれない。

バイデン氏が会見した4月14日は、菅義偉首相と初の対面による日米首脳会談を2日後に控えたタイミングだった。日米会談の共同声明は「台湾海峡の安定」に言及し、中国をけん制した(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/82487)。バイデン氏はアフガン撤退の発表日にも「中国との戦いに備える」というメッセージをにじませたのである。

 

撤退は「痛し痒し」な中国の事情

中国はアフガニスタンの米軍を「占領軍」と呼んで、駐留の長期化に反対してきた。とはいえ、米軍撤退は中国にとって「痛し痒し」の面がある。中国の影響力を拡大するチャンスである一方、イスラム系武装勢力が中国国内に浸透する可能性があるからだ。

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