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# 新型コロナウイルス # タクシー

コロナ禍でも「稼ぐタクシー運転手」「稼げないタクシー運転手」の決定的な差

「運」を味方につけるには

どんな時でも、稼ぐドライバーは存在する

今日も疲れ果てた顔をして事務所に帰ってくる。昨日の朝に会った仲間とまた朝に会う。

「今日もノー高速だった」

ノー高速」とは業界用語であるが、少し年配の人が放つと脳梗塞と勘違いしドキッとする。ノー高速ということは、高速道路による営業がなかったということであり、つまりロング客がいなかったことをさす。

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売上げの悪い者がお互い傷を舐め合う中、所々に人だかりが出来ている。売上げのいいドライバーに群がっているのだ。その売上げと日報(売上記録)を見て、口々に、

「俺、その時間その場所にいたのに、何で」
「普段そこから乗ることないのに、何で」

と、羨望とも後悔とも言い訳ともとれる言葉があちこちから聞こえてくる。

コロナ禍の今、営業後の当たり前とも言えるようになったこの光景だが、こんな時期でも稼ぐドライバーと、稼げないドライバーの差はどこから生まれるのか。

*     *     *

ご存知のように、新型コロナウィルスの感染拡大を受けた3度の緊急事態宣言とその延長や、まん延防止法などによって、飲食店はもちろん様々な業種が打撃を受けている。私がドライバーをしているタクシーの世界も例外ではない。コロナ禍により売上げは平時の20〜40%減となっており、職を変える人も出てきている。

一方で、冒頭のエピソードで紹介したように、これまでと変わらず稼いでいるドライバーも存在する。

そもそも、タクシーは会社選びが重要である。無線や優先乗り場の数、ブランド力は売上げに大きく左右する。また、営業エリアによっても違う。東京23区三鷹・武蔵野地域とその他地域とで営業するには圧倒的に前者の方が稼げる。

このように置かれた状況、つまり、会社による待遇や営業エリアによって売上げに開きが出るのは仕方のないことである。

しかし、同じ待遇、同じ営業エリアを走っているにもかかわらず、売上げに開きが出てくるのはなぜか? 

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