生理痛は普通じゃない、放置しないで

周期が乱れる、痛みを強く感じる、生理前にイライラするなど、生理に関する悩みや生理痛の症状は人それぞれ。自分の症状が正常の範囲なのかもわからないし、毎月同じような生理不順、痛みやつらさを感じていたら、それに慣れてしまい「これが普通なのかな…」と思ってしまうかもしれませんが、それは当たり前ではありません。

以前お伝えした記事(「生理痛はいつものこと」と放置、卵巣に7cmの塊が…フリーアナウンサーの実体験)で、子宮内膜症の手術をしたフリーアナウンサー・宮島咲良さんにご自身の体験を綴っていただきました。宮島さんは「生理がつらいのは当たり前」と、毎月やり過ごしていたそうですが、ある時あまりに激しい痛みを感じ(その10日後に)ようやく産婦人科を受診し、子宮内膜症であることがわかったそうです。

宮島さんと同じく、漫画家のあらた真琴さんもつらい生理痛を数年間放置し、いくつかの婦人病が発覚し、闘病を経験したひとり。同じ症状や悩みを抱えている人に自分の身体と少しでも向き合ってほしいとの想いから、自身の闘病記を『子宮がヤバイことになりました。筋腫&内膜症&卵巣のう腫闘病記 (本当にあった笑える話)/ぶんか社』として作品化。

あらたさんは、20代の頃から経血量が多量、生理期間も2週間程と長く、異常を感じていたそうですが、だましだまし何とかしてきたそう。自身も尋常じゃない症状に、何らかの病気ではないかと思っていたそうですが、「深刻な病気だったらどうしよう」「もし長期入院になったらどうしよう」と、病院に行くことを躊躇っていたとか。

それから5年ほど放置した結果、症状はひどくなる一方で、さすがに危険を感じ、初めて産婦人科を訪れると、「紹介状を書くからすぐ大きな病院へ行って」と言われ……検診・検査の結果、重度の貧血とかなり大きな子宮筋腫が多数あり、さらにチョコレート嚢胞(内膜症の一種)、卵巣のう腫であることが判明。その後、入院し、手術を行いました。本作では、検査、入院、手術、術後の経過など一連の流れが詳細に描かれています。

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お二人の話はあくまでも一例ですが、「異常=身体からのSOS」ということは言えるのではないでしょうか。女性である以上、誰にでも起こる可能性がある病気。「ちょっと我慢すれば問題ない」「いつものことだから大丈夫」「生理痛くらいで病院へ行くなんて」などと思わず、身体の変化や異常を感じたら早めの受診が大切です。