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# 銀行

都心の一等地にある「地銀会館」、ここにきて“売却論”が飛び出た苦しい事情

建て替え案もあるが…

負担に感じる銀行も

地方衰退、低金利、さらにコロナのトリプルパンチに地方銀行が喘いでいる。再編の嵐が吹き荒れる中、にわかに業界で浮上しているのが「地銀会館」の問題だ。

全国62行の大手地銀、いわゆる第一地銀が加盟する全国地方銀行協会が神田、より小規模な地域銀行が加盟する第二地方銀行協会が番町と、いずれも東京都心の一等地に会館をもっている。

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両協会の本部が置かれているほか、陳情のための打ち合わせ、行員の研修といった用途に長年使われてきた。

「しかし、このところ地銀は出張費も厳しい。東京で研修を受ける機会も激減し、おまけにコロナで大抵の打ち合わせはオンラインでできてしまう。

地銀会館の維持費には、第一で約9億3000万円、第二で約4億8000万円の会費収入の一部が充てられています。『大して使いもしない会館を、高いカネをかけて維持する必要があるのか』という声が各行から噴出しているのです」(東海地方の地銀関係者)

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