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疲れやすいうえ「生き地獄」…発達障害の当事者が抱える「理解されにくい」苦悩

発達障害=「無理ゲー世界」体験記・5

発達障害の特性を持つ当事者が「世界をどのように感じているのか」を、定型発達者が体験する機会はない。視覚障害や聴覚障害、身体の不自由などであれば「疑似障害体験プログラム」があって当事者感覚に近いものを学べる機会もあるが……。

本短期連載は、発達障害に障害特性が非常に近い「高次脳機能障害」の当事者である僕が体験した(疑似ではなくガチではあるが)彼らの生きる世界について、その「異世界体験」を記すもの。

元稿は先日刊行した『発達系女子とモラハラ男・傷つけあうふたりの処方箋』の第2章として執筆したものだが、書籍では読者に伝わりやすいようにコミックでの表現を試みた(https://souffle.life/author/hattatsu-kei-joshi-to-morahara-otoko/)。

 

少々難解な内容にはなるが、今回はその元稿を公開する機会をいただけたので、発達障害当事者に接する機会のある定型者に、また自身の特性を他者に説明することに困難を感じている当事者に、ぜひ参考としてお読みいただければと思う。

なんで、そんなに疲れやすいの?

さて、連載最後のテーマは、「疲れやすさ」について。

一般に、発達障害の当事者は「疲れやすい」と言われている。確かに特性持ちの我が妻も、一緒に暮らし始めた当時に真っ先に思ったのは「信じられんぐらい体力がないなあ」「根性がないなあ」というものだった。

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