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キッチン家電のトレンドが「白物」から「黒物」に劇的変化していた…!

コロナ禍の巣ごもり消費で

満足度の高いキッチン家電は?

外出自粛により自宅で過ごす時間が増える中、さまざまな「巣ごもり消費」が注目されています。白物家電も巣ごもり消費で売れ行きが好調なジャンルのひとつ。日本電機工業会によると、白物家電の4月の国内の出荷額は2044億円で、去年の同じ月を18.8%上回りました。製品別では、エアコンが去年の同じ月と比べて31%増えたほか、冷蔵庫が16%、洗濯機も5%増えています。

2021年3月、マーケティング・リサーチ・サービスが行ったアンケート調査「コロナ禍で選ばれる調理家電(キッチン家電)は何が重視されるのか?」によると、コロナ禍で新たに購入された調理家電の上位商品は電子レンジ、炊飯器が最も高く30%、次いでトースターの24%の順となっています。

コロナ禍で購入した調理家電の満足度が最も高かったのは、コーヒーマシンの89%、次いで電気ケトルの86%、電気圧力鍋の83%の順でした。

自宅で料理をする頻度は人それぞれですが、あまり料理をしない人にとっても、冷蔵庫と電子レンジは、キッチンになくてはならないもの。主食であるごはんやパンを調理する炊飯器、トースターのほかに、電気ケトルも満足度が高いようです。

 

白物家電と黒物家電

1950年代後半以降、家電製品は急速に普及し、白物家電、黒物家電という呼び方が広まります。白物家電とは、洗濯機や冷蔵庫などの生活・家事家電のこと。清潔感のある白を基調としたデザインが主流となっています。

娯楽家電のテレビは、ブラウン管方式で厚みがあり、ウォールナットなどの木材を用いた家具調のデザインが採用されていました。テレビは居間の中心的な存在となり、他の家具と同じように、風格のあるデザインが好まれました。当時はブラウングッズという呼び方もあったそうですが、黒を基調としたデザインへと移行し、娯楽家電は黒物家電と呼ばれるようになりました。

黒物家電、白物家電という表現は、家電製品がコモディティティ化したことを示唆しています。家電製品は、家電量販店で購入するのが一般的となり、私たち消費者が商品を選択する際に、機能、品質、ブランドなどよりも、販売価格を重視する傾向が顕著になってきたのではないでしょうか。

こうした家電製品の市場にも、新しい潮流が見られます。そのひとつは、ヒット商品にデザイン性に優れたハイエンド製品が増えてきたことです。毎日の生活になくてはならない生活・家事家電についても、機能や品質だけでなく、ブランドやデザインにこだわる人が増えてきたのは、必然なのかもしれません。その結果、白物家電にも、黒など、洗練された高級感のあるデザインが採用されるようになり、ヒット商品が生まれています。

今回は、白物家電の中でも、黒を基調としたキッチン家電のヒット商品をみていきましょう。

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