変わり始めた性教育、大人はついていける?

「子どものときに知りたかった!大人が読んでも新たな発見や学びがある」
「うちの中3男子にも読んでもらって会話が弾みました」
「性のことは、今は関係ないと思っていても、ある日突然、必要になったりする。そんなとき、道に迷わないようにこの本が教えてくれる」
「わかりやすく重点が簡潔にまとめられていて素晴らしい! やるな!厚生労働省」

2021年4月30日に、高校生向けの画期的な性教育パンフレット『#つながるBOOK』がリリースされた。このBOOKは、コロナ禍における妊娠不安相談の増加に対する研究の一環として  厚生労働省科学研究費にて作成されたものだ。Web版やPDF版もあり、誰でも入手できるようになっている。

リリースされるとSNSでは、さまざまな世代から上記の声が挙がったのだ。

いま、性教育本が相次いで出版され、注目を集めている。若年妊娠、性犯罪、リベンジポルノなど、子どもを取り巻く環境が心配される中で、性教育の重要性が改めて見直されてきているからだ。

先日は、文部科学省から子どもを性暴力の当事者にしないための『生命の安全教育』の教材と指導の手引きが公開され、話題となった。成長段階に応じて「自分の体は自分だけのもの」「SNSを使うときに気をつけること」などが表現され、高校生になるとデートDVの話題も教材で取り上げられる。

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一方で、性的いじめが原因で死亡につながったとされる、旭川女子中学生の事件のような痛ましい事件も起きている。いじめは子どもの心理や周りの環境などが複雑に絡み合って起こり、エスカレートすれば誰かの人生や命をも奪う結果となる。

本当なら、家庭の中でも性教育が自然にできるようになるといい。そこで、多くの人からわかりやすい、伝えやすいと絶賛される『#つながるBOOK』の内容についてレポートしたいと思う。