ドラマ「大豆田とわ子」が第1章と2章に分けられた本当の理由

喪失感からの再生

唯一無二だったかごめの存在

バツ3の大豆田とわ子(松たか子、43)が主人公の連続ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(火曜午後9時、制作・関西テレビ、フジテレビ系)は第7話から第2章に入った。6月1日に第8話が終了。残すところ2話である。

どうして、わざわざ第1章と第2章を分けたのかというと、とわ子の強い喪失感からの再生が大きなテーマになっているからだろう。

とわ子にとって二卵性双生児のような間柄だった綿来かごめ(市川実日子、42)が第6話で急死した。とわ子には途方もなく大きな出来事だった。

『大豆田とわ子と三人の元夫』HPより

無二の友人の死。それに伴う強い喪失感。とわ子は40歳という設定だが、現実でも40歳前後から起こりがちなことである。脚本を書いている坂元裕二氏(52)はリアリティーを重んじる人だ。

第7話。とわ子はラジオ体操の場で知り合い、急接近した小鳥遊大史(オダギリジョー、45)から、その人が自分を見てくれるから頑張ろうと思える人物はいないかと問われる。とわ子は「かごめ」と即答し、こう続けた。

「去年ね、亡くなっちゃったんですよ。昼間会った時は元気だったのに、その夜、急に・・・」

松たか子 photo by gettyimages
 

続けて、かごめを喪った胸中を明かした。幼稚園生の時に見たマジックショーで手品師がハンカチを消した時と同じだと。

「あのハンカチ、1人で淋しくないのかな、そう思ったら、涙とまらなくて」

この時点でのとわ子は強い喪失感を抱えたままだった。

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