アメリカでは州によってワクチン接種証明書の導入に温度差が見られる/photo by gettyimages
# 新型コロナウイルス

「コロナ負け」の菅政権、ここへきて「ワクチンパスポート」に積極的なウラ事情

ワクチン接種でも遅れをとっているのに

日本政府が「重い腰」を上げた

新型コロナウイルスのワクチン接種が世界中で進む中、各国では「ワクチンパスポート」の導入・検討が進んでいる。ワクチンパスポートの導入に否定的だった日本政府も“重い腰”を上げ、導入の検討を開始した。

5月20日、加藤勝信官房長官は記者会見でワクチンパスポートについて、「政府の検討チームを近日中に発足させる」と述べ、内閣官房に審議官級ら10人の組織を設置、厚生労働省や外務省など関係省庁と連携して検討を進める方針を示した。

加藤勝信官房長官/photo by gettyimages
 

ワクチンパスポートは、PCR・抗原検査の陰性結果やワクチンの接種履歴などを記録するツール。ワクチンは世界各国で開発が進められているため、ワクチンパスポートには接種の時期や回数、接種を実施した機関、担当医師名とともに、ワクチン製造のメーカーや製造番号なども記録する方向にある。

ワクチン接種の進んだ国では、当初、紙媒体による「接種の証明書」の発行という形式も取られたが、偽造等が問題視され、現在では情報をデジタル化したものが主流となっている。

ワクチンパスポートはすでに様々な形態が発行されている。発行主体でも、世界で最もワクチン接種が進んでいるイスラエルや中国、デンマークなどは国が発行主体となっており、米国ではニューヨーク州が発行を行っている。

民間では、世界経済フォーラムが中心となって、政府、経済団体、企業、医療機関などが協力体制を組んだ「コモンパス」のほかにも、航空会社が主体となったものなどが検討や実証実験・試行を行っている。

関連記事

Pick Up

編集部からのお知らせ!

おすすめの記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/