フリーアナウンサー中村仁美さんのFRaU web連載「騒がしくも愛おしい日々」(毎月1回・第1水曜日更新)。さまぁ~ずの大竹一樹さんとの結婚後、母として、妻として、そして一人の女性として、感じたこと、考えたことを、中村仁美さんならではの目線で綴っています。

YouTube、オンラインゲーム、コミュニケーションツールとしてなど、コロナの影響で“デジタル機器ありき”の生活によりシフトしている今、子供たちが使う上でのルールはどうしたらいいのだろう? 「自分もよく使うし、なんだかんだ親こそ頼ってしまう…」と自覚しながらも、何時間も画面を見つめている子供たちの様子を見ると、やはり色々考えてしまう……。

梅雨に入り、ますます家にこもる時間が増えるであろう今、中村さんが子育てをする上での「デジタル機器を取り巻く生活」について、率直に悩み思うことをを綴ります。

中村さんの今までの連載はこちら

ふと気づくと…
デジタル機器にべったりな子供たち

Z世代……1990年後半から2012年頃に生まれた世代。デジタルネイティブ、SNSネイティブ、スマホネイティブであるという特徴を持つ。

最近知ったこの言葉。
生まれた時に、すでにインターネットやデジタル機器が身近にあって、生活の中でデジタルを活用することが当たり前、そんな世代を指す言葉だそうです。

我が家の長男は2012年生まれなので、この世代に入ります。
1979年生まれの私はY世代、ではなく、飛び越えX世代。

私も夫もデジタル機器に弱いので、我が家は比較的アナログだと思うのですが、それでも家の良好なWi-Fi環境は必須で、スマホはもとより、タブレット、PCなど、これらなしでの生活はかなり不便、いや生活に支障きたすレベルです。

コロナ禍で、遅れていた日本のデジタル化が進んだ、とも言われています。
実際に私も打ち合わせはほぼリモートになり、番組への出演もリモートだったり、配信番組のMCだったりと、デジタルを活用した仕事が増えました。
長男も学校からタブレットが支給され、宿題や課題をタブレッドから提出、など頻繁です。
学校だけでなく、習い事やゲーム、コロナ禍においての大事なコミュニケーションツールとしても、生活全般に渡って必需品となりました。

最近、三兄弟ではまっているのは、映画「ボス・ベイビー」。セリフを覚えるほどリピートしています。写真提供/中村仁美

そんなデジタル機器に囲まれた生活ですから、子供たちは私達よりあっという間に操作や仕組みを理解し習得して使いこなしていきます。

なんだかみんな静かだな、と部屋を見渡すと、息子達が集まって勝手にロックを解除し、タブレットを食い入るように見ています。言わなきゃ、何時間でもずーっと。
次男はYouTuberの独特の話し方のみならず、笑い方まで真似しています。
三男は2歳にして私の携帯の画面をスライド。

タブレットには、キッズフィルターのようなものもかけているんですが、その網目を上手にかいくぐるのが子供達。どこまで通用しているのか疑問です。
「平日は禁止! ゲームやネットは土日のみ。」と家族内ルールを作っても、コロナ禍で場合によっては特例がでてしまい、そうするとどうしてもルールの効力は弱くなってしまいます。

-AD-

私も夫も仕事で留守にしているときなど、シッターさんが三男に手を取られていることをいいことに、長男・次男は好きなだけゲームをやり好きなだけタブレットを見ている、と報告がありました。

休みの日にお友達とスイッチを持って公園に集合したら、習い事で迎えに行くまでの3時間、ずっとゲームをしていたんだとか。
時にはみんなで繋いで対戦したりもしたらしいのですが、最後は各々でゲーム。
えー! せっかくみんなで公園に集まったのに??

と、昭和生まれ、X世代の人間はどうしても、自分はさておき、子供に関してはなんだかモヤっとしてしまいます。