# 新型コロナウイルス

日本医師会の「コロナ対応」、日本中で「大ヒンシュク」が止まらなくなってきた!

菅官邸からも不満爆発
長谷川 学 プロフィール

「厚労省の忖度が見え隠れする」

前出とは別の日医会員の医師が語る。

「私は日医の会員だが、医師の縄張り意識には常日頃から辟易してきた。歯科医は普段から歯科治療の範囲内で注射を打っており十分対応可能だが、医師の領域に歯科医が入ることは赦せないという思いがある。

でも、注射の技量の点では医師は普段、筋肉注射や点滴は看護師に任せており、看護師より圧倒的に下手です。それでも医師は看護師を下に置くために、いまだに医師の監視下でないと看護師にはワクチン注射ができない仕組みにしている。

菅首相は医師の特権意識を嫌っているようですが、それにもかかわらず、厚労省が今回の通知に“地元医師会の合意”の1項を入れたのは、日本最強の圧力団体である日医に厚労省が忖度したのだと思います」

厚労省の忖度は、「通知」が、歯科医のワクチン注射を「時限的、特例的な取り扱い」と強調しているところにも、よく表れている。

厚生労働省庁舎/ウィキメディアコモンズより
 

なお予診などの対応は医師に限定されているが、この点について、先の日医会員医師は首を傾げてこう語る。

「今回、自治体は、地元医師会から同意を得られた場合、集団接種会場に限り、医師の指導の下、歯科医に接種をしてもらえるようになった。一方、予診やアナフィラキシー等の症状が発生した場合は、医師が行うことになっている。

しかし現実には開業医のほとんどはアナフィラキシーを実際に診たことがないはずです。アナフィラキシーにより心肺停止した患者には、場合によっては救命のための気管内挿管が必要になる。

でも一説によると、気管内挿管ができるのは医師全体の7パーセントとも言われており、医師ならだれでも気管内挿管ができるわけではないのです」

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