4歳の息子のプレスクール生活

後日、長女に日本の学校とシンガポールの学校、どっちがいい? と質問したら「シンガポールの学校!」と言っていた。iPadを使った授業や出入りが自由な教室の様子など、長女にとって「遊んでいるうちに1日が終わる感覚」なのだそうだ。もちろん、日本の学校の、ルールをしっかり守るとか、先生への礼儀を学ぶとか、そういう教育の良さは減ってしまうのかもしれないが、ひとまず、遊びのようでも楽しんで学校に通えていることが何よりもよかった。

シンガポール全体がこういう教育なのではなく、現地のローカル校だともっと勉強に取り組む時間が多いと聞くので雰囲気もまた違うだろう。今のところはこのインターの学校に通いながら、徐々に言語に慣れ親しみ、これからいろんな選択肢を親子で模索して行くのも楽しそうだ。

子供達の友達作りのきっかけとなればと手裏剣を私と娘で大量生産。結果は大成功!でした。写真提供/福田萌
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長女は授業で自信をつけたり、教室の友達ができたりして、最近は前向きに学校に通えているように見える中、気がかりなのが4歳の長男だ。長男は長女と同じ学校のプレスクールに通っている。しかし、小学生のように英語補習システムがあるわけではなく、同じ4歳児の輪の中に入って毎日を過ごしている。

もっとも、長男はまだ日本語ですら語彙が増えてきたかな、という程度だし、子供同士で簡単な言葉を使っているのだろうから、環境に馴染むうちに英語も自然と習得していくだろう。だけど、たまに先生から送られてくる動画に映る長男を見ると、楽しんでいるのかな? という表情が多く、心配になってくる。

長男や担任の先生からの話を聞くと、それなりに友達もでき、外遊びや、算数のような教材を使った時間はとても楽しく取り組んでいるようだ。しかし、たまにボソッと「日本の幼稚園がよかった」とか「僕のお友達と遊びたい」というつぶやきを聞くと、私も胸がぎゅうっとなり、いたたまれない気持ちになる。