高齢者の死者激減…ワクチン接種が進むドイツで起きていること

夏休みに旅行できるようになるのか
福田 直子 プロフィール

この春から急速にワクチン接種が進んでいるドイツでも現在、2回のワクチン接種を終えたのは人口のまだ14%で、1回目を終えたのはようやく40%となった。

ドイツは高齢者へのワクチン接種を優先的に行ってきたことで高齢者の死者が激減し、直近7日間の人口10万人あたりの新感染者数が5月下旬になり、50人を下回った。これは昨年の10月以来、最も低い新規感染者数でヴァカンス好きのドイツ人たちに願ってもない朗報である。

〔PHOTO〕gettyimages

ともかくは、ワクチン接種者は「ワクチンパスポート」を持って、隔離や検査なしに国境を自由に往来できるようになる。もっとも、ワクチンを受けていない人々が混在する現在、2021年の夏の旅行は入念な事前調査および準備が必要となりそうだ。

というのも国ごとに規定が微妙に異なるからで、フライトのスケジュールも航空会社によっていつ変更されるかわからない。

 

筆者も今年の夏は車で移動し、近隣諸国で夏休みを過ごそうと思っている。そこでスイスの規定を調べてみた。

今のところスイスは車での入国には全く制限を設けていないが、ドイツに戻るときに「三つのG」のどれかを満たしている必要がある。国境に入るときに検査するのであれば時間がかかりそうなので、スイス内で24時間以内に検査を終えたほうが良さそうだ。

都市であれば薬局で検査が行える。しかし、帰路の途中、スイスとドイツの間に短距離ながらオーストリアを通るため、調べると、オーストリアはワクチンを受けていない場合、14日間の隔離が必要とある。車で通るだけで隔離されるのは困るので遠回りをしてでもオーストリアを通らない道を走ったほうがよさそうだ。

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