儲かる投資先の「国」がある photo/gettyimages

日本株「一人負け」のウラで、いま「プロが大注目する“すごい投資信託”6銘柄」の全実名

「日本株は割安だから買い」のワナ

2021年3月期の本決算発表も静かにピークを越え、株式市場も足元でやや落ち着きを取り戻したようにも見える。一時の大混乱相場が嘘のような平坦な動きとなり、日本株を買い持ちしていた投資家はホッと胸をなでおろしていると思うが、どうにも喜べない事実がある。

世界の株式市場の中で、あまりにも日本株が弱いのだ。

これについて、証券会社的な論調を使えば、「世界の中で出遅れているから日本株は割安だ、買いだ」という宣伝文句を使いがちになるが、結局のところ買われていないという事実の裏には買われないだけの理由があると考えるのが当然だ。安くなったからといって、安易に飛びつくのは危険だろう。

これについて、まず市場が混乱を見せる少し前を起点とした、過去3ヵ月間の世界の株式市場の株価パフォーマンスを概観してみよう。母集団は、MSCI株価指数を基準とした主要な50ヵ国で、現地通貨ベースの株価パフォーマンスでランキングしている。

図:世界50か国の株式市場の過去3ヵ月リターンのランキング
図:世界50か国の株式市場の過去3ヵ月リターンのランキング 出所:Datastream
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上位はオーストリア、チェコ、ポーランドなどの東欧が目立ち、続いてUAEやクウェートといった中東も顔を出す。世界最大の株式市場で高パフォーマンスを維持し続ける米国株は13位と、やはり上位に食い込んでいる状況だ。

しかし、我が国日本は、残念ながら36位でかつマイナスのリターンとなっており、50ヵ国の中で下から数えた方が早いという悲しい状況だ。

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