2021.06.06
# 教育

月80〜90時間の残業は当たり前?「世界一忙しい日本の教師」を救うヒント

5つの仕事をやめてみよう
須貝 誠 プロフィール

4「テストの採点」をしない…?

一例だが、漢字テストの採点を教師はしないことにする。子供に、任せてしまう。教師が採点するよりも子供たちは厳しくつける。

Photo by iStock
 

漢字テストを隣の子同士で交換させる。黒板に教師が正しい漢字を書く。あらかじめ、答えを印刷した用紙を配ってもかまわない。答え合わせのポイントを伝える。この部分は、絶対にはねなければいけない、などと教える。子供たちは答えを見ながら、隣の子のテストを採点する。質問のある子には、教師が指導する。

隣の子に返してもらって疑問があれば、まず隣の子に理由を聞かせる。それでもなお疑問があれば、教師に聞きに来るように指導する。点数も発表させ、教師は名簿に記録する。

子供どうしでチェックしたほうが、子供の勉強にもなる。漢字テストの成績もよくなってくる。漢字テストの採点は、教師がするものと決めつけていないだろうか。子どもにさせれば放課後に採点する必要がない。

一般の市販テストの採点は教師がする。子供にはさせない。算数など、解き終わるまでに、個人差が出る。早くできる子供と、時間内に終わらせるのが難しい子供が出てくる。子供同士での採点はできない。市販テストの採点は教師がするが効率的にしたい。

そのためには、子どもにテストをさせている間に採点してしまう。早くできた子から提出させる。丸付け、採点、名簿への記録まで済ませてしまう。低学年のテストであれば、テストが終わったあと、すぐに返却、直しまでできるだろう。こうすれば、放課後にテストの採点をしなくてもいい。その分、他の仕事ができる。

関連記事

おすすめの記事