# 教育

月80〜90時間の残業は当たり前?「世界一忙しい日本の教師」を救うヒント

5つの仕事をやめてみよう
須貝 誠 プロフィール

1「会議」の時間を有効活用する

教師の仕事には学年会や職員会議など様々な会議がある。学校によっては、時間通りに会議が始まらない、遅れて始まるということも少なくない。

「どうせ、遅れて始まるんだから、まだ行くのやめよう」と言っていた先生がいる。いつも、時間通り始まらないとこのように考える先生も出てくるのだ。こう考える先生が増えると、どんどん始まるのが遅くなる。遅くなればあとの仕事に影響する。

会議が始まる前に、会議室に先に行く。テストの丸付け、アンケートに答える、教材研究など、少しでも進めてしまう。誰もいないときにする。教科書を見て明日の授業をどのようにするか考えたり、提出しなければいけない書類を少しでも書いたりできる。短い時間でもできる仕事を進めておけば、放課後の仕事を減らすことができる。

 

2「授業準備」を前倒しで行う

授業の準備を放課後にする教師は多い。翌日の授業準備を授業をしながらできれば、放課後には違う仕事を進められる。

算数の授業であれば、子どもが問題を解いている間にする。教科書の次の時間のページをチラッと見る。明日の授業で、「積み木」が必要だなと思ったらそのときに用意してしまう。完璧に準備できなかったとしても、放課後に別の仕事をする時間がとれる。

「授業準備は放課後にしかできない、放課後にやればいいや」というマインドをリセットして、授業中にやってしまうのである。

3「毎週の時間割つくり」を工夫する

最近の学校では、時間割がないところがある。毎週、教師が時間割をつくる。今週の月曜日が「国語、算数、理科、社会」だったとしても、教師の都合で来週の月曜日を「図工、図工、国語、算数」などにしてしまう。

しかし1年間同じ固定の時間割であれば、毎週作る必要がなく、その時間を他の仕事に回せる。

毎週、時間割を作らなければいけない学校でも、固定の時間割を作ることはできる。毎週、時間割を作ると言っても、専科の時間などは固定されていることが多い。専科の時間を埋めたあとで、他の教科を自分で固定時間割にしてしまえばいいのだ。

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