ミャンマーで今「外国人ジャーナリスト」が次々と拘束されている理由

反軍政情報はすべて「偽りの報道」容疑
大塚 智彦 プロフィール

地下に潜るジャーナリストたち

軍政によるメディア弾圧が依然として続いていることから、ミャンマー人や外国人のメディア関係者は最近、当局による家宅捜索、尋問、身柄拘束を恐れてヤンゴンなどの都市部から活動拠点を地方へと移動したり、都市部でも自宅や事務所を離れて知人宅や縁も所縁もない場所や地下に潜伏したりして、当局の探索を逃れる必死の努力をしているという。

さらに都市部では軍政によりインターネットが遮断されたり、携帯電話回線が途絶したりする事態が続いているという。それだけ軍政が反軍政の情報発信に極度の警戒感を抱いている。今回のダニー氏の「出国直前の拘束」にもそうした厳しい姿勢が表れているのは間違いない。

ミャンマー国内で活動を続ける独立系メディアの記者やフリーランスのジャーナリスト、SNSなど独自の情報発信を続ける一般市民に対して、ひたひたと危険が迫っている状況といえるだろう。

 
編集部からのお知らせ!

関連記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/