2021.05.29
# 不動産

マンションの住宅ローンが払えなくなった人が、絶対に避けるべき「最悪の事態」

物件が差し押さえされて…
針山 昌幸 プロフィール

売れるものを適正価格で買う、これが鉄則

確かに間取りも広く、東京都内や大都市圏で購入しようとすると1億円はする物件ですので、割安に見えます。「こんな自然豊かな環境でテレワークするのも良いかも」と一時的に気持ちが高まるのは理解できます。

しかし、テレワークで仕事が完結する人は、ITエンジニア、上級コンサルタント、士業の方など、ごく一部に限られます。いざ売ろう!となったときに、買い手が圧倒的に少ないというデメリットがあるのです。

また、売らずに住み続けていったとしても、リスクが高くなっていきます。温泉や観光地として人気のエリアでオシャレな戸建てを購入した場合、不動産価格に占める大半の価値は「建物代」です。

そうすると、仮に30年間その戸建てで暮らすと、建物の価値はほとんど無くなってしまいます。結果として、不動産価格が0に近い金額になってしまうのです。

 

「売らなければ良いではないか」と思われるかもしれませんが、高齢になると、徒歩圏内に商業施設がない暮らしというのはかなり厳しいものがあります。温泉や観光地は流行り廃りがあり、30年後も人気が続くかは、かなり微妙なところです。

車も運転することができない年齢になると、買い物を宅配サービスなどに依存することになってしまいます。事実、1990年前後のバブル絶頂期に郊外で戸建てを購入した人の中には、このような状況で苦しんでいる方が多数います。

不動産は、いざとなったら売れるものを適正金額で買う。これが、鉄則なのです。

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