副業で、本業の2倍稼ぐ大手企業サラリーマン。その発想法とは?

掘って掘って掘りまくるとビジネスになる
正木 伸城 プロフィール

「コロンブスの卵」的にOutlook時短術を発見した

――今は「指の働き方改革」を推奨されていて、森さんは作家・講師としても活躍されています。キーボードの使い方とか、PC標準ソフトの使い方を変えるだけで働き方が変わるよと。『アウトルック最速仕事術』(ダイヤモンド社)、『脱マウス最速仕事術』(同)といった本も出されています。

 

 今の副業は、本業から生まれたものです。生産性を高めることを目指しまくっていたら、それが副業になりました。

Microsoft Outlook(マイクロソフト・アウトルック)って、多くの企業が使っていますよね。このうち、主にメールやスケジュール管理を、指先の使い方を変えるだけで劇的に効率化できる。それって、新入社員から社長まで全員に寄与する働き方改革になるじゃないですか。だから、僕は「みんなが使っている」の一点で、Outlookを科学して時短術を生み出しました。たった10個のショートカットキーを覚えるだけでOutlookの操作の9割をキーボードのみでこなせるようになるんです。

森さんの著書『アウトルック最速仕事術』

――9割!? それも驚きですが、発想が斬新です。誰もが目にするOutlookの画面に、まさに「鉱脈」があったというか、「コロンブスの卵」的なソリューションが眠っていた。

 やっぱり、掘って掘って掘りまくるとビジネスになるんです。キーボードだけでPCを使うのって「達人技」というイメージがありますけど、僕のセミナーを2時間、聞いてもらったら、セミナー終了時点で7割の人がすでに「できる人」になっています。誰でもできるんです。超・イージーですよ。ちなみに正木さんはメールのフォルダ分けってしていますか?

――してますね。

 それ、一番の癌です。

――ほんとですか(笑)。

 あれって無意味なんです。と、言うと激しいですけど(笑)、時間をかけてフォルダ分けをしても、果実があまりないのが現実なんです。

フォルダ分けって、メールをカテゴリーごとに整理するためにやる、つまり「目当てのメールを探しやすくするために」フォルダ分けをするわけですが、それ、メール検索機能で代替できるんです。検索のナレッジを少し教わるだけで、フォルダ分けが要らなくなります。Outlookには「差出人」「添付ファイル付き」といった条件付き検索機能があるので、それで足りるんです。

ショートカットキーやOutlook機能の使い倒し、脱・マウスだけで、年間100時間、うまくいけば200時間の時短だって実現できるでしょう。

――200時間! 月の残業が仮に40時間だとすると、5ヵ月分ですね。

 まず社内で検証してみたんです。すると「これって社会的に意義があるんじゃないの? 」という風になってきました。まわりも「社内だけに眠らせていたらもったいない技術だ! 」となって、で、いま僕は著作を出し、講演をさせていただけるようになりました。

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