彼女はいつだって
命を丸ごと抱きしめて生きている。
ヒリヒリも涙も切なさも、
ほとばしる愛情も。

猫沢エミさんの著書『ねこしき』には、こんな石田ゆり子さんの帯文が添えられている。

両親を見送り、猫の闘病などつらい現実も丸ごと受け止め、SNSに書く、ということで猫沢さんは想いを消化させていく。そんな猫沢さんのSNSは、口コミ的に人を集め、フォロワー数を伸ばしている。

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石田ゆり子さんとの交流は、猫沢さんの前著『猫と生きる。』というエッセイがきっかけだったという。同世代であり、互いに動物と暮らし、愛する動物たちの送りも何度か経験しているからこそ、わかりあえる想いもあるに違いない。

そんな猫沢さんの著書が今話題を集めている。なぜ多くの人が彼女の生き方に魅了されるのだろうか? 流行りの言いつくされた、表層的な「丁寧な暮らし」とは違う、切なさも哀しみも死ぬことも、まさに石田さん曰く「丸ごと抱きしめて生きる」猫沢エミさんの魅力に迫ってみたいと思う。