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親が死んだあと「買い手のない実家」はどう処分するのが正解か、ついに答えが分かった…!

判断は慎重に

身長60cmほどのニホンザルが2頭、実家の庭をうろついている。異様な光景に中野豊さん(71歳・仮名)は腰を抜かした。

「老親が亡くなって1年、久しぶりに実家の様子を見に行った時のことでした。家庭菜園はサルたちに荒らされ、網戸は外れ、瓦も一部剥がれていました」

人が住まなくなった空き家は、想像以上のスピードで劣化する。換気されないことで湿気が籠もり、カビやシロアリが大量発生する。もし台風で屋根が飛んで周囲の家に損害を与えれば、多額の賠償金も背負わされる。

実家を処分しにくい気持ちも分かるが、できれば親が亡くなってから3年以内に売却を決めたい。

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「家を売った際は、売却益×20%(所有期間が5年超の場合)の譲渡所得税がかかります。ただ、親の老親の実家が旧耐震基準の古い建物なら、譲渡所得から3000万円が控除される特例があり、税額を大幅に圧縮できる。手続きは、相続から3年目の12月末日までに行う必要があります」(プロブレムソルバー株式会社代表・藤戸康雄氏)

3年以上放置して家を持ち続ければ、どんどん劣化が進んでいく。いっそ家を取り壊そうと考える人もいるが、慎重な判断が必要だ。

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