夫が残した「5000万円分の財産」、息子と「折半して相続」した女性が大後悔したワケ

まず考えるべきは、妻のこと

「そろそろ遺言書を書いたほうがいいんじゃない?」

「知り合いの税理士が相続税の計算をしてくれるみたいだよ」

子どもからこんなことを言われても、鵜呑みにしてはいけない。立ち止まって考えてみよう。

いったい、誰のために相続の準備をするのか?

都内在住の畠山美紀子さん(87歳・仮名)夫婦は、子どもに言われるがまま税理士事務所に連れていかれた。10年ほど前のことである。

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「父さんが亡くなれば、財産が母さんに相続される。その後、母さんも亡くなれば自分が財産を相続することになるだろう。この時、多額の相続税がかかってしまうんだ」

 

こう熱弁する長男に背中を押され、夫は遺産を「妻と子で2分の1ずつに分ける」という遺言書を書いた。

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