2021.05.30
# 介護

認知症で徘徊する祖母、脳梗塞の母…一人で「ダブル介護」生活を送る30代男性「壮絶な日常」

奥村 シンゴ プロフィール

インターネットで積極的に発信する

介護者は、「要介護認定のコツを知っておく」と負担が軽減します。

Photo by iStock

「おばあさまの近所に賃貸を借り近距離別居介護状態にしておくと、要介護認定がご本人の症状と同等か少し高く判定されやすいです」と祖母のケアマネージャー20年のベテランの方からアドバイスをうけ、実践していました。

さらに、ケアマネージャーは「夜間から早朝の在宅介護のお困りや悩みを中心に主治医や認定調査員に伝えて下さい」と言われ、要介護認定のたびに訴えていました。

そして、主治医も診断書を事細かく書いてくれたのです。

おかげで、祖母の在宅介護中、目一杯介護サービスを利用できました。

このように要介護認定のコツを知った上で、ケアマネージャーや主治医と連携プレーができるかどうかは、大変重要です。

 

最後に、若者介護ならではの悩み、葛藤、役立つ情報をSNSや動画で積極的に発信すると、ストレス解消や仲間が見つかったり、誰かの役に立ち仕事につながる可能性もあります。

私もネットで発信を続けていたところ、関東に住んでいる女性から「私も似た環境なの」と連絡があり一度会うことになりました。そして、話が弾み、交際に発展しました。

また、介護専門のウェブサイトや介護専門誌からオファーがきて、連載4年目になります。

そして昨年12月、著書『おばあちゃんは、ぼくが介護します。』(株式会社法研)を出版。新聞・ラジオ・介護専門誌・ウェブメディア多数で紹介され、書店で1位を獲得。

同世代の友達や仲間と違う人生とはいえ、彼女に出会えて、仕事につながり、「私の経験が同じ悩みを抱える人を救えるんや」とモチベーションが上がりました。

今後は、ヤングケアラー・若者ケアラー・就職氷河期ケアラーらが集う若者介護者コミュニティーを作り、愚痴を聞いたり、休憩してもらったり、情報交換するなど支援の場を設ける予定です。

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