2021.05.30
# 介護

認知症で徘徊する祖母、脳梗塞の母…一人で「ダブル介護」生活を送る30代男性「壮絶な日常」

奥村 シンゴ プロフィール

無理なく過ごす5つのポイント

筆者の若者介護経験を通じて、無理なく過ごすコツは、5つのポイントがあります。

Photo by iStock

(1) 家族が介護になる前から役割分担を明確に決めておき、情報収集に努める

(2) 20代から介護貯金をしておく

(3) 要介護認定のコツを知り、上限目一杯の介護サービスを利用する

(4) 信頼でき本人と家族の立場に立つ主治医とケアマネージャー選び

(5) SNSで自身の介護体験から得た読者が有益そうな情報を発信する

まず大切なのは、「普段から家族同士が何でも言える環境で、コミュニケーションができる環境で介護になる前から役割分担を明確に決めておく」ことです。

子供が大きくなり結婚し別居している場合でも、普段から定期的に電話やラインをしたり会って、気軽に話し合う環境を作ってください。

その上で、金銭管理、在宅介護か施設介護か、在宅介護の場合、誰がキーパーソンで他家族は病院の付き添いや手続き、書類管理、お金の管理など協力方法を決めておいてください。

 

「20代からコツコツ貯金をしておく」のも重要です。

家族が要介護1と認定され、施設介護を希望の場合、有料老人ホーム・サービス付高齢者住宅・グループホームなどに入所可能ですが、月20万以上するケースが大半です。

平成30年度厚生年金保険・国民年金事業の概況によれば、平均年金月額は、厚生年金で14万3761円、基礎年金で5万5708円ですので、両方合わせて19万9469円。預貯金などがあれば別ですが、年金だけでは施設費用を賄うのが困難といえます。

SPONSORED