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報道激減の「ミャンマー情勢」…あの国では今、何が起きているのか

軍政の「やり口」が巧妙化している

ミャンマーは今

2月1日のクーデター以降、軍や警察による反軍政の市民運動への実弾射撃を伴う強硬・残虐手段で市民の犠牲増加(すでに死者は800人を超えているとの情報もある)に加え、国境周辺では少数民族の武装勢力が反軍政の市民運動に共鳴・連帯を表明して軍の拠点や車列を攻撃、これに対し軍が空爆を含む報復で犠牲者が出るなど、混迷の度を深めるミャンマー情勢。

だが、一時ほどミャンマー国内の状況に関する詳細な情報が国際社会で報じられる機会が少なくなってきた。

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クーデター発生後の2月から3月、4月にかけては連日のように、中心都市ヤンゴンや中部にあるマンダレーやパゴー市などで行われた市民による反軍政の集会やデモ、とそれに対する軍兵士や警察官による弾圧が動画や写真で国際社会に発信され、国連や東南アジア諸国連合(ASEAN)による軍政非難、欧米を中心とする経済制裁など「軍政包囲網」が築かれた。

しかし、そうした国際世論の厳しい姿勢もミン・アウン・フライン国軍司令官率いる軍政には「馬の耳に念仏」で、着々と民主政権だったアウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外相らの身柄拘束、訴追で「新たな政権」の地歩を着々と固めつつある。

 

では一体、ミャンマーは今、どうなっているのか。反軍政の市民による抵抗運動、軍・警察の対応、少数民族武装勢力との戦闘など実状を追う。

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