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神様・バフェットの投資が「ほぼ確実に成功する」のはなぜか…その明確な理由

そして「売らない忍耐力」

バフェットの投資は「アイディア」と「忍耐力」

投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットは、「投資の利益は『忍耐に対する報酬』である」と述べる。言い換えれば、「市場の暴落、会社の経営危機、売り上げ減少・減益等など……」、持ち株を売りたくなる衝動に耐えて保有を続ける「忍耐力」こそが「投資成功の鍵」だということだ。

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ただし、何も考えずに適当に株を持っていれば良いというわけではない。そんなことをしても、宝くじに当たるような幸運は別にして、成功するはずがないことはあえて説明する必要はいだろう。

ただし、何も考えずに「そこそこうまくやりたい」という人々に、バフェットは「市場そのものを買う」インデックス・ファンドを勧めている。

2018年9月10日公開の「投資の神様バフェットが『投信を買ってはいけない』と忠告する理由」で述べたように、コイントスやサルが運用を担当する以上(つまり市場平均以上)の成績を例えば10年以上維持できるファンドマネージャーがほとんどいない。だから、ファンドマネージャーのサル以下の手腕に任せるよりも何も考えずに「市場平均」を買うのが賢明だというのだ。

ただし、バフェットのように半世紀以上を振り返って、大幅に市場平均を上回る運用成績を残す投資家が存在しないわけではない。

バフェットのもう1つの口癖は「良いアイディア」である。つまり、バフェットの頭の中で「何かがひらめいたとき」が投資を実行するタイミングというわけだ。

まとめれば、「バフェット流」とは、

1. 調査・研究の結果「良いアイディア」が生まれたときだけ投資を始める。
2. 1のアイディアで一度投資を始めたら、売らないで忍耐強く持ち続ける。

の2つで構成されているということである。

バフェットは「投資家のやるべきことのほとんどは、投資を始める前に終わってしまう」と述べるが、2を実行するには1を開始する前に「徹底的な準備」をすべきだということだ。

中途半端な状態で1を行っても、企業業績の悪化や市場の混乱に耐えきれず「底値で売る」結果になる。

株価の上昇とは、直線的に起こるのではない。チャートを見れば一目瞭然だが、日々上がったり下がったりを繰り返しながら、上昇トレンドあるいは下降トレンドを形成するのだ。

 

株価が何十倍にもなる場合でも、途中でリーマンショックのような市場の大暴落が起こったり、減益になったりすることはよくある。その時に「売らずに持ち続ける忍耐力があるかどうか」が勝負の分かれ目と言えよう。

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