マンガ/たけだのぞむ 文/FRaU編集部

大人になっても「褒められたい」

子どもの頃は、学校の先生や親など周囲の人に褒められることもあるけれど、大人になると褒められることってめっきり減りますよね。

会社に行くのは当たり前、仕事で成果を出すのも当たり前。細かい雑務から大きなプロジェクトなど責任のかかる仕事まで、毎日やることやっているけど特に褒められない。だけどミスをするとめちゃくちゃ怒られる……。
家に帰っても家事・育児をやるのは当たり前で誰も褒めてくれない……。でも本当は「よくやってるね!すごい!」って褒められたい!! そう考える人も多いのでは?

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Twitterを見ていると「今日本当に頑張ったから誰かに褒められたい」「生きてるだけで偉いって褒められたい」と投稿をしている人も。声に出して「私を褒めて!」と頼まれることは少ないけれど、心の底では誰もが「あ〜褒められたい」と思いながら日々を過ごしているのだろうな…と思う。

『褒めるひと 褒められるひと』(1) (KCデラックス)より

そんな中、5月21日に単行本第1巻が発売となる、Palcyコミックで連載中のたけだのぞむさんの漫画『褒めるひと 褒められるひと』の主人公・市川詠子のぼやきにとても共感してしまった……。

おもちゃ会社の事務員として目立たないが会社に必要な仕事を日々こなしていた市川詠子はある日、部長からミスを指摘され説教される。

「一番やっちゃいけないミスだよね? 凡ミス、分かってる?」とコテンパンに叱られ、涙を飲む詠子。

『褒めるひと 褒められるひと』(1) (KCデラックス)より

その後給湯室で一人、「一回の失敗でボコボコにされて きっちり仕事したって評価もされないのに」「褒められたい」とボヤく。

ササッと考えを切り替えて、次の仕事に取り掛からなければ!と思うものの、やってしまった失敗や上司に言われた言葉が頭にこびりついて、その後もずっと考えてしまうことはないだろうか? 自分って必要なのか? ただの足手まといかもしれない。こんなこともできないなんて……、と必要以上に考えてしまうのだ。読んでいて「わかる…」と詠子の一言が胸に刺さる。