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# 新型コロナウイルス

ワクチン接種率「108位」の衝撃…中・低所得国にも及ばない日本の厳しい現実

アジア平均にも届いていない

「体たらく」の原因はどこにあるか

日本のワクチン接種の進捗度は世界(217ヵ国・地域)の中で108位と大きく出遅れており、中・低所得国の平均的水準にも及ばない――。

米国、英国、中国などが続々と新型コロナウイルス感染症を抑え込んで経済活動の再開に乗り出したのと対照的に、日本では今なお新型コロナウイルスが猛威を奮っている。

一昨日(5月16日)も、北海道、岡山、広島の3道県への追加発令に追い込まれ、緊急事態宣言が全国の9都道府県に拡大した。加えて、まん延防止等重点措置も10県に適用されており、全国の4割が異常事態に直面している。

「短期間での封じ込め」を想定していたはずだが…
 

こうした中で、国民が不安を募らせているのが、コロナ収束への切り札とされるワクチン接種の遅れと混乱だ。

英オックスフォード大学が運営するサイト「Our World in Data」に掲載されている最新(5月13日段階)の生データを筆者が調べたところ、日本では2回の接種を終えてワクチン接種が完了した人の割合が人口のわずか1.2%にとどまっている。

これは、高所得国(平均17.4%)はもちろん、アッパーミドル所得国(同2.6%)や中・低所得国(1.7%)にも届かない水準だ。日本より遅れているのは最貧国(0.02%)だけという惨状なのである。

国内総生産(GDP)で世界第3位を誇り、主要国7か国(G7)サミットのメンバー国とは思えない、体たらくだ。この原因はいったいどこにあるのだろうか。

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