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オープンハウスに聞いた、コロナ禍でも「結局、みんな都心に住みたがる」ワケ

都心の市場は相変わらず堅調

都心は堅調

前半の記事「平均成長率30%、オープンハウスが「爆速成長」を遂げられた理由」で述べたとおり、都心に戸建てを展開するオープンハウスが驚異的な成長を遂げている。

驚くべきは、経済が鈍化したコロナ禍でも、売上を伸ばしている点だ。2020年9月期の決算は、売上高5759億5100万円(前期比6.6%増)、当期純利益594億9100万円(同51.0%増)を記録するなど、緊急事態宣言下でも物凄い勢いなのだ。

コロナによって、テレワークやデュアルライフ(多拠点生活)、ワーケーションといった言葉が取り沙汰され、都心から人が減少しているといった話も耳目に触れる。しかし、 「我々にとっては好業績につながっている。業界全体が、戸建ての売上に関しては前年比より上回っている」と教えるのは、オープンハウス執行役員で営業推進部長の矢頭肇氏。

「コロナによってテレワークが推奨され始めた当初は、我々も郊外に人が流出していくのではないかという懸念がありました。しかし、ふたを開けると中心地や都心の需要が堅調であることがわかりました」

矢頭氏
 

オープンハウスは、前半の記事で説明したように、不動産業界の常識を覆す製販一体モデルと、他社の追随を許さない圧倒的な営業力によって戸建て市場を開拓してきた。富裕層にではなく、中間層に戸建てをリーズナブルに提供できたからこそ、大成長を遂げてきた。

コロナ禍にあっても、人々はなぜ都心に住居を構えたいと思うのか? ひいては、なぜコロナ禍でもオープンハウスは堅調なのか?

「コロナ以前から言えることですが、住宅ローンの金利が安いことが挙げられます。そこにコロナを起因とするイエナカ時間の増加によって、長い時間を過ごす家での暮らしを豊かにしたいというお客様が増えています」(矢頭氏、以下同)

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