「純利益5兆円」でも、ソフトバンクの株価が「大幅下落」している理由

今週の「AI株価予報」で読む
マネー現代編集部 プロフィール

原因はなんだったのか

約5兆円の利益にも「達成感はない」と語った孫社長。一方で「一歩間違えれば奈落の底」とも語っているが、気になるのはソフトバンクG自体の株価だ。

5月10日に10,170円だった同社の株価は、決算発表後の13日には8,467円まで下落。ただでさえ孫社長は「株価が安すぎる」「過小評価されている」と決算発表で不満を漏らしていたが、まさに真逆の結果が出てしまった。

「ソフトバンクGはわずか3日間で時価総額の6兆円強をすり減らしました。市場関係者からは、新たな自社株買いが発表がなかったことが指摘されています」(前出・アナリスト)

的中率ズバリ80%を誇る『DeepScore株価予報AIエンジン』(DeepScore社開発・運営)でも、今週の日本株市場でソフトバンクGは「下落トレンド」にあると予測している。

 

これについて、DeepScore社企業調査部長の藤本誠之氏は次のように解説する。

「株価が大幅下落しているのは、足元のナスダック市場の軟調を嫌気したのだと思います。

好材料を出しても上昇しない場合、株価はしばらく軟調な展開が続きそうです。孫正義氏が騰がらない株価へ不満がさらに募れば、MBOによる非上場化の可能性もありえます」

MBOとは「マネジメント・バイアウト」の略で、企業経営陣が既存株主から自社株を取得することだ。同社の非上場化の噂はことあるごとに沸騰しては消えていたが、大きな時代の変わり目だけに、どちらに転がるかはわからない。

関連記事

Pick Up

編集部からのお知らせ!

おすすめの記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/