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「純利益5兆円」でも、ソフトバンクの株価が「大幅下落」している理由

今週の「AI株価予報」で読む

「日本史上最高益」を達成

ソフトバンクグループ(9984)の「純5兆円」発表は、市場関係者のみならず多くの個人投資家を驚かせた。

5月12日に発表されたソフトバンクGの2021年3月期決算は、4兆9876億円という驚異的な純利益を叩き出した。

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通期での上場企業史上最高益は、2018年3月にトヨタが記録した2兆4939億円。そのちょうど2倍にあたる金額を稼ぎ出したのだ。

ソフトバンクGが、単なる携帯電話キャリアやプロ球団オーナー企業に収まる経営業態でないことは、ご存知の方がほとんどだろう。前年に「史上最大の赤字」から一転したのは、同社の「投資ファンド」が絶好調だったことにある。

「同社の利益の大半を、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)が稼ぎ出しています。UberやGrabなど、ハイテク系やITスタートアップがコロナ禍もあり売り上げ好調なのが追い風になりました。

いちばん大きかったのは、韓国最大手のECサイト『クーパン』の上場。これにより、同ファンドは約2.5兆円の含み益を手にしています」(経済アナリスト)

5月13日の日経新聞のインタビューによると、孫正義会長兼社長は投資先の企業を「400社、500社と増やしていく」と語っている。世界のスタートアップ企業に次々と投資し、

これまでは中国のEC大手「アリババ」への投資依存度が高かったソフトバンクGだが、前人未到の利益を達成した今、大きな転換点を迎えているようだ。

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