浜崎あゆみは人生の孤独を歌っている

バービー ところでですが、記事の中に浜崎あゆみさん論がありましたね。……もう、笑顔が咲いちゃった。大好きなんですね、あゆが。

 

富岡 大好きですね。今日も聞いてきました。

バービー 浜崎あゆみさん論について熱く語っていますが、ゲイの方に人気ってことなんですか?

富岡 ゲイを代表してあゆはゲイに人気がありますと言い切りはできないんですが、ゲイカルチャーとつながってるなってことは感じますね。

バービー 二丁目だとポスターとか、この間来たのよとか、あゆの面影をそこかしこに感じるから、みんな大好きなんだなって。魅力ってどんなところにあると思いますか?

富岡 ひとつ欠かせないのが歌詞ですね。人としての孤独ってのをすごく書いている歌詞が多いんですよね。ラブソングにしても、恋愛で感じるさみしさ・悲しさっていうだけではなくて、もっと根源にある人生の孤独みたいなものを書いている詞が多くて。ゲイとしてこの社会に生きている孤独と共鳴するんですかね。

バービー イベントであゆが私はずっとマイノリティで生き続けますって言ったことがあって。孤独やさみしさをあゆが代弁したということもありますか。あゆ自身のうつろぎもありますよね。デビュー当時と、エンパワメント期ってのものあって。

富岡 ひとりの少女から気づいたらスーパースターの道を歩んでいってて、変わっていったことはありますよね。

バービー エイベックスの頭としての責任感や背中に背負うもの、かつ女性としての悲哀も歌われたりということも今ありましたよね。今回この記事を読むまであゆの最近のうつろぎを知らなかったので。

改めてすごく興味がわきました。みなさんにも、いろいろ聞いてほしいですね。
さて、まだまだ話を聞きたいんですが、FRaUwebの連載を読んでいただけばわかると思います。男の席での有害な男らしさが書かれた記事もあるので是非見てみてください。せっかくだからあゆで締めましょう。さっきっからずっとうっすらかかってる。
エイベックスなのに湿っぽい……。

藤森 力強いけれど、孤高のカリスマ感が常にあったりとか。

バービー でも海辺でタオル回しちゃうときもあるし。そういうあゆの素晴らしさをみなさんに感じてもらいたい。これ、一曲選んでくださったんですよね。

富岡 「my name’s WOMEN」。直訳すると私の名前は女性。なんですが、私は都合よく存在しているわけじゃないとかそんなに単純な生き物じゃないってことを覚えておいてっていうことを歌っています。

バービー ライターの富岡すばるさんでした! ありがとうございました。

写真提供/TBSラジオ

*バービー×富岡すばるさん「週末ノオト」トーク前編「出会い系で『女性のフリ』をして地獄をみたゲイの僕とバービーが共感した理由」も合わせてご覧ください

*富岡すばるさんがゲスト出演した「週末ノオト」5月15日のリアル放送は5月22日土曜日までradikoでお聞きいただけます!
「週末ノオト」富岡すばるさんのゲスト回が聞けるradikoのURLはこちら https://radiko.jp/#!/ts/TBS/20210515140000
富岡すばるさん連載はこちら

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