自分で自分を認めてあげる

Iさんには、手紙を書いてもらいました。本当はご両親にどんな言葉をかけてもらいたかったか。そんな思いを抱えてどれだけ辛かったか。それでも頑張ってきた自分に心からのお疲れさまを伝えるための手紙を、ご自身のために書いてもらったのです。そして、幼少期の自分に声をかけるように読んでもらいました。また、頑張っている自分へのねぎらいや承認の言葉をかけ、自分で自分の心を満たすトレーニングをしてもらいました。

蓋をしてきた自分の本当の思いに触れて、癒してあげることで、過去の自分の気持ちを消化してあげることができます。また、今後の未来で出す成果は、自分が自分で認めていくとご自身のために約束してもらいました。

他人はコントロールできません。優しく認められるのを待っていても、そのチャンスはやってこないかもしれません。けれど、自分さえ自分を裏切らなければ、自分の努力や頑張りを認めてくれる人は、必ず一人はいるということになるのです。

やがてIさんは、ダイエットの調子が上がると暴食したくなる、というパターンから抜け出すことができ、自分で自分の心を満たしながらやせるダイエットに成功できたのです。

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「過食のスイッチ」は自分で切ることができる

食欲のコントロールができない、つい過食してしまう、という人には、そのスイッチが入ってしまう理由が必ずあります。振り返ると過去の私自身も、自分の未来を案じているときや存在を認めてもらえないと感じるときに、過食のスイッチが押されていました。

プロのダンサーになることを夢見て、憧れの芸能事務所に合格して上京した七瀬さん。ところがオーディションを受けても落ちてばかりで不安な日々を送り、一気に18kgも体重増 写真提供/七瀬葉

でも、食べ過ぎる自分を責めたり、決めたことを行動できない自分を責める必要はありません。そんなにも暴走してしまうのには、そうさせる心のクセがあるからだという気持ちで自分と関わり、自分を大切にするための「トリセツ」を作ることで、私やIさんのように、克服することはできるのです。

過去の自分にとらわれることなく、未来の自分はどうありたいか、どんな人生を生きていきたいかを考えて、言葉にすることから始めてほしいと思います。

七瀬葉さん自身が体感してきたからこそ、ダイエットには、まず「思考の転換」が大切だということに気づいたのだ 撮影/遠藤アスミ
「ダイエットこじらせさん」が今度こそやせる本〜食事制限ゼロ、運動ゼロ
これまでのべ1500人のダイエット指導を行い、98%という高い成功率を誇るカリスマコーチによる、まったく新しい形のダイエット本。未来志向で目標設定するためのワークシートや、自分を認めてあげられるようになるワークシート、自分で自分の心を満たすトリセツの作り方などを満載した7つのこじらせリセットプログラムで、ダイエット成功を阻む「思考のクセ」を解きほぐしてくれる一冊です。やせるためだけでなく、満たされて幸せになるためのダイエットを学べます。「人生の価値観がガラッと変わる感覚を覚えました」(20代女性)、「食事制限ムリ、運動なんて自分の生活に組み込めない。そんな私でもできました。目的地まで最短・最速のナビをしてくれる一冊です」(40代女性)など、感謝の声が続々!