「他人軸」の目標設定になっていませんか?

「ダイエットこじらせさん」に多い傾向のひとつに、思考の基準が「人からどう思われるか」の「他人軸」になっている、という点が挙げられます。「人からどう思われるか」を気にする気持ちが強い状態で頑張ろうとするダイエットは、本当のモチベーションになりにくいため、行動や習慣もなかなか持続しません。

「自分はこうなりたい」「自分はこうしたい」という「自分軸」の未来志向で目標を設定できたとき、ダイエットは成功します

自分が純粋にパートナーがほしい、という気持ちではなく、「親を安心させなくては」「親に認められなくては」というふうに、満たしたい心が自分ではない他人のものだと、ダイエットのモチベーションがブレてしまい、なかなかダイエット成功へと辿り着けません。

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ダイエットの邪魔をする思い込み

なぜ自分軸ではなく、他人軸な目標設定になってしまうのか。これを探っていくと、「ありのままの私は愛されない」という思いが原因になっている人たちがいます。たとえば幼少期に「親に認められなかった」という思いを抱え「ありのままの自分ではダメなんだ」と自分に自信が持てないまま大人になっている場合です。

一方で、親が大変な過干渉だった場合にも、似たような思いを抱えている人がいます。とくに、親が、先回りして失敗しないように何でもしてくれていたり、人生の選択を自分の意志でなく最終的に親が決めてしまっていた場合も、「自分の判断や行動を信頼してもらえなかった」という思いを根底に抱えることにつながってしまいます。

すべてを否定されていた場合も、すべて親に決定されていた場合も、同様に「自分ではダメなんだ」という思いを生じさせる…Photo by iStock

これは同時に、「ありのままの私でも認められたい」という強い欲求も生み出します。ところが、成長過程で「ありのままの私=何も頑張らない、何も変わらない私」という認識を脳が無意識にしているために、ダイエットをして自分を変えようとする行動は、ありのままの私でいることを邪魔することになってしまいます。すると、頭ではダイエットに成功したいのに、深層心理が無意識に、ダイエットの成功を遠ざけることになってしまうのです。