100冊以上もの新刊が続々「韓国書籍」

業績が厳しいと言われる出版業界だが、ここ数年、出版数を伸ばしているジャンルがある。「韓国書籍」だ。「K文学」とも呼ばれている。2018年に出版され話題を集めた『82年生まれ、キム・ジヨン』(韓国で約130万部以上、日本でも23万部以上のベストセラーを記録)をきっかけに、その後も数多くの作品が日本語訳され、出版されている。

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なんとコロナ禍の2020年には100冊以上もの韓国文学、エッセイを含めた韓国関連本が日本で発刊。その数年前までは、年間10~20冊程度の発行数だったことを思うと、驚異的に伸びているジャンルで、もはや「一部の韓国カルチャー好きのための」とは言い切れないほどの動きを見せているのだ。

また、いわゆる韓国でベストセラーになった翻訳本以外にも、韓国ドラマやK-POPなど韓国カルチャー分析本、日本人による考察本などの発刊も続々と増えているのだ。

K-POPに関する考察本も続々と出版されている。写真提供/CHEKCCORI

自らもK-POPファンで『BTSとARMY わたしたちは連帯する』を担当した編集者に、出版社の垣根を越えて、韓国本の魅力とオススメ本を紹介してもらった。