2021.05.16
# エンタメ

大ヒット『ドラゴン桜』が示す、この16年で「ジャニーズ」に起きた“巨大な変化”

ヤンキーから「いい子」へ

山下智久→高橋海人の変化

16年ぶりの続編の放送となったTBS系ドラマ『ドラゴン桜』が高視聴率を記録している。放送に先がけて、2005年版の再放送も行われていたので、録画をして2021年版と比較しながら見ているのだが、改めて見返すと2021年版との差に驚いた。

もちろん、物語や演出のテイストの差などもそうなのだが、何より驚いたのは山下智久が演じる矢島勇介のキャラクターである。

端的に言って、だいぶ柄が悪い。

ピアスにネックレス、かなり明るい茶髪に入った金髪のメッシュ。登場シーンでは借金取りに殴られていたが、すぐに喧嘩しそうな風貌で、通りかかった阿部寛演じる桜木建二にもガンを飛ばす。ほぼヤンキーと言っていい。

一方で、2021年版にジャニーズから出演するのは、King & Princeの高橋海人(「高」はハシゴダカ)だ。

King & Princeは、ジャニー喜多川の存命中、最後にデビューしたグループであり、後述するような「ジャニーズ王道」の“いい子”系統のグループと言える。

 

今回の出演にあたって高橋がまず注目を集めたのは、出演者発表時のビジュアルだ。2005年の山下智久の役のように制服を着崩すこともなく、髪を染めることもない。黒髪で、きちんと制服を着て、相対的に“いい子”のように見えたのが印象的だった。

では、物語が始まるとどうだったか。第一話では高橋演じる瀬戸輝は、両親を亡くし、姉が切り盛りするラーメン屋で働いているという設定が明かされた。2005年版で山下智久が演じた矢島勇介と、自分の責任ではないところで経済的な苦境に追い込まれているという部分は似たものがある。

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