日本株「大荒れ相場」で、プロが「テクニカル分析で“大注目”する15銘柄」の全実名

大川 智宏 プロフィール

「効く銘柄」を調べたら…

その意味では、足元のような混乱相場では局所的に有用性は高い可能性はあろう。

しかし、中長期的な観点で常に有用性が担保される類の指標ではなく、あくまでごく一部の特別な時期にのみ機能するシグナルと言えそうだ。

一方で、ここまでは、あくまで「日経平均株価」に限った話である。指数は、多くの銘柄の集合体であり、すべての銘柄がテクニカル指標の需給に大きく影響を受けるわけはないだろう。何かしらのポジティブなニュースで動く場合もあれば、混乱下でディフェンシブ性を強める銘柄も存在する。

逆に、銘柄によっては常にテクニカルの需給にさらされ、GC・DCのような投資指標が良く機能するものも存在するかもしれない。

そこで、今までとまったく同じ手法で、長期的にGC・DCが有効性を発揮しうる銘柄、言い換えればGC・DCを用いて取引をすればリターンを獲得できる可能性の高い銘柄を抽出してみたい。

図:長期的にGC、DCが有効な銘柄の抽出
図:長期的にGC、DCが有効な銘柄の抽出 出所:智剣・Oskarグループ
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方法は上の図の通りだが、今回は安定リターンの度合いを観察する指標としてリターン・リスク比を使用している。

これは、投資評価指標で有名なシャープ・レシオとほぼ同一の概念で、上下に振れるリスクと獲得リターンを比較したものだ。平たく言えば、この値が大きいほど、つまり分子のリターンが分母のリスクより大きいほど、株価がぶれる危険性よりもリターンを得られる期待の方が大きいという評価になる。

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